蓄膿症の3つの治療法!自力でできる治し方を紹介!
蓄膿症は、鼻水・鼻づまり・頭痛などなど、周囲からは理解されにくい症状がたくさんあります。その不快さから何事にも集中できないとても辛い病気です。
自身は蓄膿症かもしれないけど病院には行っていないという方はいませんか。
蓄膿症は体質だと諦めている方はいませんか。今回は自力でできる蓄膿症の治し方をご紹介しますので、ぜひご覧下さい。
蓄膿症とは
蓄膿症は副鼻腔炎(ふくびくうえん)の1つです。鼻には左右4対の副鼻腔という部分があります。
この副鼻腔の働きは解明されていませんが、この部分で炎症を起こすと、鼻水・鼻づまり・頭痛・鼻の痛み・嗅覚が鈍るなど、様々な不快な症状が現れます。これを副鼻腔炎といいます。
風邪や花粉症などが原因で発症するのは急性副鼻腔炎といいますが、これは元の病気が治ると改善されます。
しかし鼻の形によっては膿がたまりやすく排出されないまま炎症が悪化する慢性副鼻腔炎になる方がいます。
この慢性副鼻腔炎のことを一般的に蓄膿症と呼んでいます。
慢性化すると辛い症状が常に現れるため、何事にも集中できず日常生活にも支障が出ます。学校や仕事を休んでまで病院に行くほどではないと、なかなか病院に行かない方も多いのが実情です。
自力でできる蓄膿症の治し方
蓄膿症は放置すると炎症が悪化し、なかなか治りにくくなります。ひどくなると手術が必要な場合もあります。
早期であれば自分で治療できることがありますのでぜひ試してみて下さい。
膿をこまめに排出させる
蓄膿症は鼻腔内に膿がたまった状態です。この膿が鼻水と一緒に流れ出るので色の付いた鼻水が出るのです。
この鼻水はとにかく排出させることが重要です。子供はつい吸ってしまうことがありますが、しっかり鼻をかみ、外へ出してあげましょう。
毎日「鼻うがい」をすると鼻腔内の膿を出すのに効果的です。鼻うがいは0.9%の生理食塩水を作って行います。
初めに鼻うがい用の容器を用意する必要がありますが、薬などを購入する必要はありませんので手軽に始められます。鼻うがい用の容器は、使わない急須などで代用することもできます。
空気をきれいにする
炎症した部分を清潔に保つことも重要です。リビングや寝室などの過ごす時間が長い場所は特に念入りに掃除をして空気をきれいにしましょう。
掃除だけでなく、空気清浄機も使うと良いですね。外出先で人ごみなどの特に空気の汚れたところではマスクを着用するようにしましょう。
食生活を改善する
蓄膿症は副鼻腔の炎症により様々な症状が現れます。抵抗力が低下していると炎症は治りにくくなります。
乳幼児や高齢者、疲労が蓄積している方などは特に悪化しやすくなります。栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。
まとめ
蓄膿症は、鼻水・鼻づまり・頭痛など、本人にとってはとても辛い症状が続きます。放置してしまうとなかなか治らないのですが、初期のうちなら自分でできる治療法があります。
炎症部分を清潔にし、抵抗力をつけることで改善される場合があります。病院に行くのが面倒で放置するのではなく、自宅でできる治療をやってみましょう。
蓄膿症はひどくなると手術が必要であったり、髄膜炎などの合併症を引き起こす可能性もある病気です。放置せず、早めに治療を開始しましょう。
蓄膿症になってしまう原因はこちらで詳しくお伝えしているのでぜひご覧ください。