鼻と喉の間が痛い3つの原因!効果的な治し方をチェックしよう!

口から息を吸う

鼻と喉の間に痛みを感じると対処のしようができず、とてももどかしい感じがしてしまいますよね。

このような場所に痛みがする場合は鼻水も多く出ているはずです。そしてこの鼻水が痛みの原因となっていることが多いのです。

そこで、ここでは鼻と喉の間に痛みを感じる原因や対処法についてお伝えしていきます。

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鼻と喉の間が痛いときの原因

上咽頭炎

口から息を吸う

上咽頭炎とは、喉の奥に位置する上咽頭という部分で炎症が起きてしまう病気です。

上咽頭は喉のかなり奥の方に位置しているので口の中を覗いても上咽頭が赤くなって炎症が起きているのかどうか分からないので、目視での確認はすることができないのです。

 

症状

上咽頭は上述したように喉のとても奥にあり、これは喉と鼻がつながっている部分とかなり近くなっています。

なので、上咽頭炎が発症すると、炎症により鼻と喉の間に痛みを感じるということがとても多いです。

その他にも、

  • 耳が詰まったように感じる
  • 喉が痛くなる
  • 頭が痛くなる
  • 鼻水がよく出る
  • 体がだるくなる

といった症状があらわれます。

 

また、上咽頭炎は症状が慢性化しやすいことも特徴です。

上咽頭は直接見えないところなので炎症が起きているか発見しにくいので、喉や鼻のあたりに痛みを感じるなどの症状があらわれたら早期に治療を心がけることが大切です。

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原因

それでは、この上咽頭炎はどのようなことが原因となって発症してしまうのか見ていきましょう。

 

主に上咽頭炎は

  • ウイルスや細菌の感染
  • 風邪からの悪化
  • 花粉症
  • 副鼻腔炎

といったことが原因で発症することが多いです。

特に風邪で鼻水が止まらなくなったり、喉に痛みを感じる場合はそのまま上咽頭でも炎症が起こり発症につながってしまうのです。

 

また、春先の季節では花粉症も流行りますね。この花粉症によるアレルギー性鼻炎によっても上咽頭炎が起きてしまいます。

副鼻腔炎については次章でお伝えしていきます。

 

副鼻腔炎(蓄膿症)

鼻

副鼻腔とは頬骨の下あたりから鼻の奥に広がっている大きな空洞のことです。

この副鼻腔に細菌などが感染して炎症を起こすことで副鼻腔炎が発症してしまうのです。

 

副鼻腔炎はよく蓄膿症といわれていますね。(厳密には両者は少し異なります。)

なので、副鼻腔炎や蓄膿症になると『頬骨が痛いときに!5つの原因をチェックしてストレス解消!』でお伝えしているように頬骨のあたりにも痛みが出ることがあるのです。

 

また、この痛みは広範囲に広がることも多く鼻や喉の間にも痛みが生じやすいです。さらに、副鼻腔に膿がたまることで鼻づまり、頭痛、咳や痰といった鼻炎に似た症状もあらわれます。

副鼻腔炎や蓄膿症に関してはこちらの記事で詳しくお伝えしているので併せてご覧ください。

参考:蓄膿症はどんな臭い?効果抜群な対策方法を紹介!

参考:誤解してない?蓄膿症になる2つの原因!

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後鼻漏

後鼻漏とは、鼻に溜まっている鼻水が喉に流れてしまうことです。鼻水は本来であれば鼻から出るようになっています。

しかし、鼻の奥と喉の奥はつながっているのでその部分から鼻水が後退するように喉に流れてしまうのです。

 

鼻をすすったときに鼻水が口の中に流れ込んでくる経験をしたことがあるはずです。

後鼻漏になるとそのような症状が何をしていなくても起きてしまうのです。

 

症状

空を見上げる女の人

鼻水が喉や口に流れるだけであれば不快感がするだけですみますが、それに伴ってさまざまな症状があらわれます。

鼻水が本来通る場所ではないところを通っているので当然、鼻と喉の間に違和感を感じることになります。また、症状が悪化したり、人によっては痛みを感じることもよくあります。

 

他にも、

  • 口臭がする
  • 咳が出る
  • 痰が出る

といった症状があらわれるのが特徴です。

特に口の中にネバネバとした不快感がすることが多いので、できるだけ早く治したいと感じるでしょう。

 

また、仰向けに横になると鼻水が喉に流れやすくなるので夜になると後鼻漏の症状があらわれやすくなります。

なので、夜に咳が出やすくなる場合は後鼻漏になっていることもあるのです。

参考:夜になると咳が出るのはなぜ?5つの原因や病気を紹介

 

原因

後鼻漏はいきなり発症するのではなく、他の鼻の症状が起きてからそれに伴うかたちで発症するケースがほとんどです。

特に多いのが、上述した副鼻腔炎(蓄膿症)と一緒に発症することです。また、ふつうの風邪やアレルギー性鼻炎なども後鼻漏の原因となることが多くなっています。

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自力でできる鼻と喉の間が痛いときの治し方

鼻と喉の間の痛みが長期間続いていてなかなか治らなかったり、激痛がする場合は耳鼻科などの病院で診察を受けるようにしましょう。

しかし、痛みがそれほど強くはなかったり、病院へ行く時間がない場合は自分である程度の対処を行っていきたいですよね。

そこで、ここでは鼻と喉の間に痛みがするときに自力でできる治し方についてお伝えしていきます。

 

保湿をする

まず自分できる簡単な対処法として、鼻や口を保湿することがおすすめです。

空気が乾燥していると細菌が繁殖しやすくなり、鼻や喉の奥での炎症につながりやすくなってしまうのです。

 

特に冬場の間は暖房などをつけて、部屋がとても乾燥していることが多いですね。

  • 加湿器をつける
  • マスクを着用する

といった対処を行うといいでしょう。

 

鼻うがいをする

自力でできる対処法として最も効果的なのが鼻うがいです。聞いたことがある方も多いと思いますが、生理食塩水などで直接鼻の奥をうがいするように洗浄する方法です。

これにより、喉や鼻の奥にあるドロッとした鼻水を取り除くことができたり、細菌なども一緒に除去することができるのです。

 

鼻うがいは方法が間違っていたり、慣れていないと独特のツーンとした痛みがする場合もありますが効果は絶大なのでぜひ試してみることをおすすめします。

鼻うがいの方法に関してはこちらの動画がとても分かりやすいのでぜひご覧ください。

 

原因を理解し正しい対処をしよう!

痛みを治すためには痛みの原因をしっかりと理解し、それに合わせて正しい対処を行っていくことが大切です。

鼻と喉の間に痛みがする主な原因は、上咽頭炎や副鼻腔炎などの鼻や喉の奥の方での炎症であるケースが多いです。

このような炎症は軽度であれば安静にしていたりすることで自然治癒することもありますが、慢性化することも多いので注意しなければなりません。

 

なので、痛みなどの症状が明らかにあらわれている場合はできるだけ耳鼻科で受診することをおすすめします。

また、鼻や喉の奥の方に痛みがする場合は鼻づまりが起きていることも多いです。こちらの記事もぜひ一緒にご覧ください。

参考:片方の鼻だけに鼻づまりがする6つの原因!自力でできる解消法を紹介!

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