ふくらはぎが筋肉痛で歩けない!痛みを解消する4つの方法
激しいスポーツの後、長時間立ち作業をした後ふくらはぎが筋肉痛になることがありますよね。
痛かったり、重かったり、怠く感じたりします。できるだけ早く解消するために何ができるでしょうか?
今回は、ふくらはぎの筋肉痛の痛みを解消する方法についてお伝えしていきたいと思います!
筋肉痛とは?
では、そもそも筋肉痛とは何でしょうか?
1つ目の点としてそれは筋肉組織の損傷や炎症です。
激しい運動をすると筋肉繊維が損傷します。それで修復のため、ヒスタミンやカリウムなどの痛み物質により筋肉痛が発生します。
2つ目は乳酸です。
激しい運動をすると老廃物として乳酸菌が筋肉内に発生します。それが痛みや怠さの原因になるのです。
筋肉痛を解消する方法
冷やす
ふくらはぎの筋肉痛が激しいときは、患部をアイシングすることが重要です。
筋肉痛は筋肉の炎症作用ですので、冷やすことにより血流を抑制し、炎症作用を抑えることができるのです。
その結果、痛みを鎮めることにもつながります。
ストレッチやマッサージをする
血行、リンパの流れが良くなり筋肉痛が解消されます。また、ストレッチを行うと乳酸が早く静脈から排出されます。
よく反動をつけてストレッチをする人がいますが、それは厳禁です。反動をつけると余計に筋繊維を傷つけてしまう恐れがあるので注意しなければなりません。
ストレッチをする際にはゆっくりと息を吐きながら行いましょう。痛みを感じたらその時点で伸ばすのをストップすることが大切です。
マッサージは体の外から力を加え静脈やリンパの流れを促進し、疲労の回復を早めます。
ですから、運動直後で疲労物質が筋肉に溜まっていたり、筋肉が緊張しているときのマッサージは効果を期待できます。
さらにマッサージやストレッチの効果を高めるためにはお風呂上りに行うのが最適です。お風呂上りは体が温まり患部の血流も良くなっています。
このタイミングで凝り固まった状態になっている筋肉をマッサージやストレッチにより柔らかくすることにより筋肉痛の解消につなげることができるのです。
十分な栄養を取る
筋肉痛を治すためには、良質なタンパク質を摂取することが大切です。タンパク質は筋肉の材料になるのです。
タンパク質は肉類、魚介類、卵、大豆、乳製品など幅広い食品に含まれています。また、プロティンパウダーを購入して不足しているタンパク質を摂取することも可能です。
また、クエン酸の摂取もおすすめです。クエン酸には血液をサラサラにする効果や、乳酸を筋肉から肝臓に回収してエネルギーに変換する作用があります。
なので、クエン酸を摂取することにより筋肉痛の治癒につながるのです。クエン酸はお酢、柑橘系の果物、梅干しなどに多く含まれています。
さらに、亜鉛も筋肉痛の解消を助けてくれます。
レバー、カキ、ウナギ、カシューナッツ、アーモンドに含まれています。
自然治癒力に頼る
「自然治癒力に頼るってどういうこと?」と、思われるかもしれません。私たち人間には自然治癒力があります。
その1つは、成長ホルモンに頼るということです。成長ホルモンは肌や筋肉など体全体の修復作業を、スムーズに行う働きがあります。
いつ成長ホルモンは分泌されるのでしょうか?
それは夜寝ているときです。特に夜22時~2時の4時間が最も成長ホルモンが分泌される時間といわれています。
つい夜更かししてしまうこともありますが、筋肉痛の治療のためには、早く寝て質の高い睡眠をとることが大切です。
まとめ
今回は、ふくらはぎの筋肉痛の治し方について紹介しました。
まとめると、
- 冷やす。
- ストレッチ、マッサージをする。
- 十分な栄養を取る。
- 質の高い睡眠をとる。
という4つの治し方があります。
ただ、なかなか筋肉痛が治らない場合は、肉離れや筋断裂などの大きなケガを引き起こしている可能性もあるので念のため病院で診察を受けてみましょう。
またこちらの記事も参考にして筋肉痛以外の原因も考えてみることをおすすめします。