唇が痙攣する4つの原因とは?
唇がぴくぴく震えるように痙攣した経験はありませんか?突然、唇は痙攣することが多いので驚かれる方が多いと思います。
もしかしたら、何かの病気かもしれないので早めに対策を行いたいですよね。そこで、今回は唇が痙攣する原因についてお伝えしたいと思います。
ストレスや疲労
おそらくストレスや疲労がたまってしまうことが一番多い原因です。唇は体が疲れたときに疲労物質がたまりやすい場所です。疲労物質がたまると、痙攣をおこしやすくなってしまいます。
痙攣と同様に唇が荒れたり、しびれたりすることもよくあります。
よって、日ごろたまっているストレスや疲れをとることが唇の痙攣の治療法となります。睡眠時間をしっかり確保して、ストレスを発散できるように心がけましょう!
ビタミン・ミネラル不足
ビタミンやミネラルが不足しても唇が痙攣してしまう原因となります。特にビタミンB2やマグネシウムの不足が大きく影響します。
ビタミンB2
ビタミンB2は主に細胞の再生にかかわります。疲労物質が唇にたまると、細胞が破壊されていきます。
ビタミンB2が不足していると、破壊された細胞の再生を上手く行うことができず痙攣の原因となってしまいます。
ビタミンB2が多く含まれている食品はレバー、うなぎ、サバ、牛乳、納豆などです。
マグネシウム
筋肉内のマグネシウムが不足してしまうと、脳の指令とは関係なく、突然筋肉が収縮します。この結果、唇が痙攣してしまうのです。
マグネシウムは、野菜、豆類、魚類など多くの食品に含まれています。ただし、加工食品はマグネシウムが含まれている量が少ないので注意してください。
特に含有量が多い食品は、枝豆、いわし、わかめ、ひじき、あさりなどです。
脳梗塞の前兆
脳の血管がつまりかけていることが原因かもしれません。
唇の痙攣の他に
- ろれつが回らなくなる
- しびれがある
- 片目だけ見えにくくなる
- 言葉の理解が難しくなる
などの症状があらわれる場合は、注意が必要です。
人によっては、脳梗塞の初めの前兆として唇の痙攣がでることがあります。
- 高血圧の方
- 喫煙者
- 糖尿病を患っている方
- 高齢者
の方々は特に注意するようにしてください。
顔面けいれん
実は、唇だけでなく他の顔の部分も痙攣することはありませんか?その場合は、顔面けいれんかもしれません。
特にこの痙攣は、「片側顔面痙攣」ともいい顔の片側だけ痙攣します。よって、唇の右側だけ、左側だけ痙攣するということがよくあります。
片側顔面けいれんは、通常は目の周りやまぶたから痙攣が始まることが多いようですが、最初に唇の痙攣で気づくこともあります。
まぶたが痙攣したら片側顔面痙攣か?というと必ずしもそうではありません。その理由として、まぶたが痙攣する原因について以下でお伝えしています。参考にしてみてください!
→【まぶたが痙攣する原因について!】
また、片側顔面けいれんが起きる原因は、血管の内部に悪玉コレステロールなどがつまり、動脈硬化を起こした血管が顔の神経を圧迫することであるといわれています。
悪玉コレステロールは、肉類や魚類などの動物性脂肪を多く含んでいる食品に多く含まれています。
まとめ
唇の痙攣の原因はストレスや栄養不足から脳梗塞、顔面けいれんの前兆までと幅広いです。
多くの場合は、ストレスや栄養不足が原因となりますが、万が一のことも考えて脳梗塞などの病気も気に留めておきましょう。
また唇の痺れの原因についてもしっかり理解しておくといいですね。なぜなら互いに伴って発症しやすく、原因も似ているからです。
→【唇がしびれる5つの原因】