喉がイガイガして咳がする6つの原因をチェック!
喉がイガイがして咳がするといった経験は誰もがあるのではないでしょうか。喉は口や鼻を通して様々なものが侵入してくるので炎症を起こしやすい部分です。
喉がイガイガしていてもすぐに治るだろうと放置する方も多いですが、意外な病気が隠れているかもしれません。
今回は喉がイガイガして咳がする原因をご紹介します。自身に当てはまるものがあるかもしれませんので、ぜひご覧下さい。
異物の侵入
空気中の小さなゴミやホコリなどの異物が口から侵入し、喉の粘膜が炎症を引き起こした時も、喉がイガイガして咳が出ます。
一時的な症状で改善することもありますが、気になって何度も咳き込んだり咳払いをしたりすると刺激となり長引く場合があるので注意しましょう。
乾燥
喉は外気と接しやすい部分です。乾燥していると咳込みやすくなります。
乾燥状態が続くと頻繁に咳込み、喉が炎症を起こしてイガイガします。
乾燥していると細菌やウイルス・ホコリなども侵入しやすくなりますので、冬場などの特に乾燥しやすい時期は加湿器やマスクを使って喉の乾燥に注意しましょう。
タバコ
タバコにはニコチンやタールなどの有毒物質が含まれています。これらは喉の粘膜を刺激します。
慢性的に喉の刺激を受けていると、疲労やストレスなどで抵抗力が低下している時にこの刺激により炎症を引き起こし、喉がイガイガして咳が出ます。
疲労やストレス、その他体調の悪い時はタバコは控えめにしましょう。
アルコールやスパイスなどの刺激食品をよく摂取する方も同様ですので注意しましょう。
風邪
口や鼻からウイルスや細菌が侵入して喉で炎症を起こすと、喉がイガイガして咳が出ます。
風邪の原因となるウイルスや細菌の種類は数百を超えます。これらが侵入することで免疫反応を起こした結果、喉の炎症を起こすのです。
このような風邪による喉のイガイガを治す方法についてはぜひこちらを参考にしてください!
アトピー咳嗽(がいそう)
アトピー咳嗽は、喉のイガイガ感や乾いた咳が続くのが特徴です。就寝時や深夜に咳が止まらなくなることが多いです。
アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎など、他にもアトピー疾患がある方に多く見られます。
温度差が激しい時や運動時、香水の臭いなどがきっかけで咳が出ることが多いです。
アトピー疾患がある方や家族にアトピー疾患の方がいる場合は、アトピー咳嗽の可能性がありますので医療機関で相談してみましょう。
咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)
喉のイガイガや違和感で咳をしたり、咳払いをしてしまうとことがありますが、実際は喉に炎症はなく、他にも原因が見当たらない場合、咽喉頭異常感症といいます。
ちょっとした病気への疑心などが原因となることもあります。
精神的な疾患ですので、喉やその他の部分をきちんと検査し、喉に異常が現れる原因がないことを丁寧に説明してもらう必要があります。
それでも症状が改善しない場合は定期的に検査を行い、その都度異常がないことを確認すると安心して症状が薄れていくこともあります。
まとめ
喉は外気と接触しやすい部分です。いろいろなものの侵入で炎症をおこしてし易い部分と言えます。喉のかゆみも感じる場合は、こちらもチェックしておきましょう!
参考:喉がかゆいし咳も出る!考えられる5つの原因をチェック!
喉のイガイガや咳がよく出るという方は、喉の乾燥に気をつけることで多くは防ぐことができます。
また精神的な症状であることもありますので、気になる場合は放置せず医療機関で相談するようにしましょう。原因をはっきりさせることで早く改善することが多いです。