やけどの跡を消すために試してほしい5つの方法!

馬に乗る人

特に危険な仕事をしていなくても、意外と日常生活の中でやけどはするものです。

ポットのお湯が手にかかったり、てんぷら油が飛び散ったり、アイロンに触れてしまったり…。

 

ちょっとしたやけどでは病院に行かない方も多いのですが、後になってそのやけど跡が残り後悔することもあります。

夏場など人目につく部分の跡は何とか消したいですよね。今回は、やけどの跡を消す方法をご紹介します。少しでもやけどの跡を気にせず生活できるようにしましょう。

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やけどの跡を残さないために

馬に乗る人

やけどは応急処置が大変重要です。やけどのレベルにもよりますが、6時間以内の処置により、跡が残るのか・治療が長引くのかが決まります。

まずは正しい応急処置を知っておきましょう。

 

やけどに気づいたら、まず患部の状態をしっかり確認しましょう。「やけどをしたらすぐ冷やす」というのは大切ですが、冷やし方にも注意が必要なのです。

やけどレベルは3段階に分かれています。日焼けや軽いやけどで患部が赤くなりヒリヒリする程度の場合は、やけどレベルⅠ度に分類されます。

 

この場合はとにかく早く流水で冷やすことが大切です。夏場は20~30分程度冷やしましょう。冬場は10分程度にしましょう。

これは低体温などの危険があるためです。痛いからといつまでも冷やし続けないように注意しましょうね!

 

患部の痛みが強い場合や水ぶくれができている場合は、やけどレベルⅡ度に分類されます。水ぶくれは患部を保護してくれているので、破らないようにしましょう。

冷やすことは大切ですが、勢いよく流水を患部に当てると水ぶくれが破れてしまいます。水ぶくれを直接刺激しないよう周囲から冷やすか、洗面器などに患部を浸すようにします。

氷で冷やす場合は清潔なガーゼやハンカチなどで包み、患部の周囲を冷やしましょう。

 

冷やした後は水ぶくれが壊れないよう、清潔なガーゼで患部を保護します。

水ぶくれができるようなレベルⅡ度のやけどの場合は自宅治療だけでは跡が残る可能性が高いので、消毒液や軟膏などをつけず、すぐに病院へ行きましょう。

 

患部が壊死して白くなり、神経が損傷して痛みがないなど、誰が見てもひどいやけどは、やけどレベルⅢ度に分類されます。

この場合は救急車を呼び一刻も早く処置してもらいましょう。

水ぶくれの正しい処置方法についてはこちらをご覧ください。

やけどによる水ぶくれを処置する方法!正しい対処法をチェック

 

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やけどの跡を自分で消す方法

やけどをした直後に適切な処置をしたら跡が残らずに済むことが多いです。

しかし、跡が残ってしまったら諦めるしかないかというとそうではありません。時間はかかりますが、少しずつ跡をなくす方法もありますのでやってみましょう。

 

保湿

患部の保湿を続けることで色素が薄くなり傷跡が目立たなくなります。

特別な保湿剤を用意する必要はありません。普段顔に使う化粧水と乳液などを患部にも使用すると良いでしょう。

普段から化粧水などを使わない男性はプロペトなどの保湿剤を塗ると良いですね。

 

ビタミンC

歩く2人

やけどの修復にはビタミンCが効果的です。ビタミンCは傷の修復を助けたり、色素を薄くする働きがあります。食事で摂取するのではなく、患部から直接とりこませることが重要です。

保湿と同時にビタミンCも塗り込むと良いですね。普段使う化粧水や乳液などをビタミンC入りのものに変え、患部にも使用するのも1つの方法です。

 

紫外線対策

患部が紫外線にあたると傷が治りにくく、跡が残りやすいと言われています。

傷口が塞がったら日焼け止めクリームを使用しても良いですが、それまでは服や小物で隠して紫外線から保護しましょう。

 

圧迫

やけどの跡は周囲の皮膚と比べて盛り上がったり凹んだりしています。患部を圧迫することで患部を平らにすると目立たなくなります。

圧迫するにはシリコンジェルシートを使います。患部に貼ると保湿効果もあります。場所によっては剥がれやすいかもしれませんが、その場合は医療用のテープや包帯などで固定すると良いでしょう。

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やけどの跡を病院で治療する方法

やけどレベルがⅢ度でひどい傷跡が残ってしまった場合、自宅でのケアではどうにもなりません。この場合、病院で治療をしてもらいます。

やけどの跡が狭い場合や細長い場合には切除縫合術を行います。これは帝王切開術で何度も同じところを切開する場合にも行われる方法です。

患部を切除して縫合しますので細い線が残りますが、隆起した傷跡よりはずいぶん目立たず良いでしょう。

 

やけどの跡が広くて浅い場合、傷を削る方法があります。隆起した皮膚の表面を削り目立たなくします。手術後しばらくは赤みが残りますが徐々に落ち着きます。

やけどの範囲が広く切除縫合術ができない場合は健康な部分の皮膚を移植することができます。手術直後は手術痕が残りますが、時間とともに徐々に薄れていきます。

 

まとめ

やけどをした時は急な事態に慌ててしまい、適切な処置ができないこともあります。いざという時に焦らないよう、処置法を覚えておきましょう。

適切な処置ができなかったり、適切な処置をしても跡が残ってしまった場合でも、跡が目立たなくする方法はあります。

すぐに効果が出ないことが多いですが、諦めず時間をかけて治していきましょう。

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