胆石の手術について!入院期間や費用を徹底解説!
胆石が胆嚢の管に詰まると、かなりの激痛が走ります。ホントに我慢できないくらいの痛みです!
このような発作が繰り返されるのを防ぐには、手術をして治療しなくてはいけません。
そこで、今回は胆石の手術について徹底解説していきたいと思います!
胆石の手術
胆石が胆嚢という臓器の管につまることによって、激しい痛みが生じます。
この痛みを解消するためには、胆石を取り除かなければいけないのですが、現在は、胆嚢ごと摘出してしまう手術が一般的となっています。
「えっ、胆石だけ取り除くことはできないの?」と思われるかもしれません。
実際には、薬で胆石を溶かしてしまう方法や衝撃波を与えて胆石を粉々に砕く方法などもあります。
しかし、これらの方法は、成功率が低く、胆石の再発率も高いため、リスクが高い方法となってしまうのです。したがって、胆嚢ごと摘出する手術が主流となっています。
人間の臓器のひとつである胆嚢を取り除いてしまうなんて、こっちのほうがリスクが高いのではないか?と思いますよね!
胆石の手術後の後遺症
前章でお伝えしたように、胆石の痛みを取り除くには胆嚢を摘出します。
それでは、胆嚢摘出手術後はどのような影響が体に起こるのでしょうか?
この点については、とても大事なので以下で詳しく説明しています。ぜひご覧になってください!
→【胆嚢の摘出手術後の影響は?どんな後遺症が残るの?】
胆石の手術の入院期間
胆石の手術を行うときは、どのくらいの日数入院するのがふつうなのでしょうか?
入院期間は一般的に1週間程度とされています。
仕事をされている方にとっては、かなり長い期間ですよね。
無理を言ってお願いすれば、入院期間は少し短縮できることがあるようですが、しっかりと休んでから復帰したほうが体にはいいですね。
ちなみに、入院の1日目で検査を行い、実際の手術は2日目に行うことが多いです。
術後の5~7日間ほどで、リハビリを行い体を回復させていきます。
胆石の手術費用
手術にかかる費用はどのくらいなのでしょうか?
一般的に、3割負担額で13~14万円程度とされています。
それなりに、大掛かりな手術となるので、金額は10万円以上かかってしまいます。
この費用にプラスして、入院費や部屋代などもかかります。
それぞれの症状や病院ごとに費用はけっこう違うので、参考程度にとどめておきましょう。
胆石の手術失敗の可能性は?
手術に100%成功するということはないので、胆石の手術でも失敗する可能性はあります。
ただ、早期の段階でしっかりと治療を行えば、失敗するリスクもかなり軽減されることは確かです。
胆石が詰まる初期症状として、肩甲骨の周辺やお腹の右上のほうに違和感が出ることが多いです。
このような自覚症状があったら、早めに病院で診察を受けることをおすすめします。
また、しっかりとした実績のある医師を選ぶことも大切です。
まとめ
胆石が詰まってしまうとかなりの痛みを感じ、大変です。
そのため、手術で治療を受けることが必要となりますが、後遺症や失敗のリスクなどもしっかり理解しておくことが大切です。